Amazonや楽天のコット部門で一位を獲得しているのが“WAQ 2WAY フォールディングコット “
なんでそんな人気なの?
いいところは分かったけど、悪いところもあるんじゃない?
という方に向けて、夫婦2人で1年以上“WAQ 2WAY フォールディングコット “を使っている、私が正直にレビューします!
今やキャンプでの定番 コットの魅力
コットとはキャンプ用の簡易ベッドのことで、最近はキャンプ場で使っている人をよく見かけるようになりました。
コットを持っているとキャンプ玄人感がでてくるね
一般的に、コットがない場合はテント内でマットを敷いてその上に寝るといったスタイルになりますが、地面の凹凸が気になることがあります。
一方、コットがあることで地面の凹凸に関係なく快適に寝られるというのが一番のメリットです。
キャンプを楽しむうえでの睡眠の質は大事ですからね。
また、寝るときだけでなく物置や、椅子としても使うことができ、マルチな役割もしてくれます。
そんな時に、コット界にいきなり現れた黒船。WAQ 2WAY フォールディングコット
私が購入した2020年8月では、一か月待ちでした。2021年5月現在も時間がかかる場合もあるようですが、定期的に入荷するようなのですぐに購入できることもあるみたいです。
2段階に高さ調節が可能
コットを選ぶうえで考えておきたいのが、高さ調節が可能かというところ。
テント内のレイアウトや、椅子として使うときなどに高さが調節できるというのは便利です。
(レイアウトで、高さ調節が必要な理由はコチラで)
脚をつけてハイスタイルにすると高さ37cm・足を外すと高さ17cmでロースタイルになります。
内容物
重さ3.2 kgの中身は下のようになっています。
フレームポール×2
レッグフレーム×3
レッグポール×12
キャンプ道具は収納袋がきっちりサイズで作られていることが多いので、袋に入れるのに時間がかかってしまうことがありますが、収納袋が大きめなところも良いところです。
「ベッドシートのナイロン300D」は丈夫なのか
WAQ 2WAY フォールディングコットの最大の売りといってもいいのが、ベッドシートのハリ感。
コットを開発する上で、最も試行錯誤を繰り返したのがベッドシートのハリ具合です。
シートを張りすぎると体が浮いてしまい柔らかすぎると沈んでしまう。
使用する生地も、厚みを増せばシート自体の質感が固くなってしまう……
工場からの試作品を何度もテストし、他社製品との寝心地の違いを検証し続けた結果、
皆様が快適に使用していただける寝心地になったと自負しています
WAQ公式サイトより
少し、ギシギシといった音が気になるという方もいるようですが、サイドフレーム100均の粘着布シートなどを巻くことで解決されるようです。(ちなみに、我が家では全く気にしたこともありません)
ハリにこだわったのは分かった。
ベッドシートに使っている「ナイロン 300D」とは本当に丈夫なの?
公式サイトをみると、ナイロン300Dが使用されていて丈夫!ということが書いてあります。
「D=デニール」と呼ぶようで、糸の太さを表しています。ストッキングの網目の目安にも使われて、「値が大きいほど糸が太い=丈夫」となります
コット界で同じく人気の「Naturehike アップグレード版 アウトドアベッド」のベッドシートはナイロン600D。数字だけ見るとこちらの方が丈夫なようにも見えますが、こちらも耐荷重は150 kg。
よくよく調べてみると耐荷重は、フレームの強度によるものなんですね。
超々ジュラルミン(A7075)をフレームに採用するだけでなく各フレームのパイプの直径・厚みにもこだわることで150kgの重さを支える事ができる優れた強度を実現いたしました
WAQ公式サイトより
最適なシートのハリ感と丈夫さを考えて300Dとなっているようです。
カラーバリエーション増加中
WAQ 2WAY フォールディングコットは、発売当初はタン色しかありませんでしたが、オリーブ・ブラックが追加されており、現在は3色展開。
いずれも、アウトドアに馴染むシックな色合いです。
ベッドシートだけの購入も可能!
ベッドシートだけの購入もできるので、気分によって変えたり・汚れたら交換したりできるのも良い点です。
かゆいところに手の届くのがWAQというブランドの良さの一つだと思っています。
WAQ インフレーターマットの組合せは最強
WAQ 2WAY フォールディングコットのさらに良いところは、WAQのインフレータブルマットがぴったりだというところ。
私は、すでにほかのインフレーターマットを使っていたのですが、大きさがぴったりのWAQマットがあると、もはやベッドですね。
また、2021年6月に発売した、厚み10cmのWAQ RELAXING CAMP MATはキャンプでも睡眠に妥協したくない方に人気です。ただ、重量も3kgとなりかさばるので別のインフレーターマットでもよいと思います。
唯一の欠点は重さ
これまで、良いところを紹介してきましたが、一年間使っていて欠点を見つけました。
それは、重い!約3.2kgあります。まあまあ大きい。
例えば、コット界では有名な「Naturehike アップグレード版 アウトドアベッド」総重量は2.3 kgとWAQ 2WAY フォールディングコットより軽いんですよね。車で持ち運ぶのであればさほど気になりませんが。
最近、バックパックで行くキャンプを始めたのですが、快適なコットは持って行きたいということで、パッキングをしてみましたが、3.2kgのWAQのコットはさすがに重くてかさばります。
なので、DESERT WALKERの軽量コット 1.3kgのものを別で購入しました。こちらは、張り感と寝心地はWAQのコットには劣りますが2kg程度軽量化しています。もちろん、持ち運ぶ予定がなければ重さは気にすることはないと思います。
テントでのレイアウト
コットを使用すると、インナーテントが不要であったり、寝場所の移動が簡単になるのでテントでのレイアウトの種類が広がります。
今回は、コット2台体制でのテントレイアウトをご紹介します。
ワンポールテント(サーカス TC DX)の場合
サーカス TC DXであれば、両端に2つのコットを置いて間にテーブルを置いても十分なスペースがあります。
このとき、コットをロースタイルにすることでテント内の居住空間を広く利用することができるので、高さ調整ができるというのはコット選びの際に考えておきたいポイントです。
2ルームテント(コールマンタフスクリーン2ルームテント)の場合
2ルームテントであれば、インナーテントを取り外して使用するのがオススメです。
居住空間が、かなり広くなり、リビングと寝室の往来もとてもラクになります。虫が気になる季節は、インナーテントを使用することもあります。
【2021人気!初心者こそ勧めたい】コールマン タフスクリーン2ルームテントが間違いない
まとめ
いかがでしたでしょうか
値段が破格の15,800円
ベッドシートの心地よいハリ感とシックな色合い
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